大川ラインに沿って自然が創り上げた芸術。国指定天然記念物の渓谷です。
「へつり」とは、この地方の方言で「危険な崖」。100万年もの歳月をかけて凝灰岩が浸食・風化し、洞窟や塔などの奇岩、怪岩が出来上がりました。
吊り橋で大川を渡ると、断崖の脇は水面の上約3m、長さ約100mの遊歩道があり、スリリングなハイキングが楽しめます。春の新緑、初夏の藤、秋の紅葉も美しい。
会津西街道または南山通りと呼ばれ、会津若松と日光今市を結ぶ街道の宿場として、江戸時代に栄えた大内宿。今でもその面影を残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
萱葺きの町並は古き日本の郷愁を誘います。現在は、素朴で味のある土産屋、食事処などの店に形を変えて観光客を楽しませています。冬になると、辺り一面が雪で真っ白に染まり、また違った風景を見せます。道の両側に流れる清流の音は日本の音風景100選にも選ばれています。
毎年2月第2土曜、日曜日には雪祭りが、7月2日には800年余り伝わる半夏祭りが行われます。
国道121号沿い、中山山腹の標高約800mにある自然風穴。
数カ所の表面に露出している岩の隙間から冷風が噴き出し、真夏でも地表温度は10℃前後、地下1mでは1℃以下。そのため一帯に寒地性植物・高山植物が群生しており、国指定特別天然記念物となっています。本州最大のオオタカネバラの群落、アツモリソウ、イカリソウ、ベニバナイチヤクソウ、珍しい植物が生息しています。
近くの展望台からは、大川ラインを一望できます。
観音沼は湯野上温泉から車で約25分のところにある森林公園です。
夏は爽やかな緑の森として植物やお花などの散策スポットとしてオススメです。秋になると鮮やかな紅葉で彩られた世界へと姿を一変させます。沼に移った景色は、そこにもう一つの世界があるような錯覚をおこすほどの美しさです。
写真が趣味の方々の隠れた人気スポットとなっています。
宿から車で20分ほどの釣堀公園。
魚のつかみ取りやバーベキューもできるファミリーにお勧めスポット。
定休日:水曜日(入園無料)
難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城は、戌辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月、城は落ちませんでした。石垣だけを残して取り壊されたのは明治7年のことです。 至徳元年(1348)葦名直盛がはじめて館を築き、改修を経て天下の名城となりました。
たくさんの方々の寄付により鶴ヶ城がよみがえったのは昭和40年9月のことです。
平成23年春には幕末時代の瓦(赤瓦)をまとった天守閣としてリニューアル公開されました。